Knowledge

「知識」は大切、でもそれだけでは……

ビジネスにおいて、専門知識は不可欠です。その「知識」は、書物やテキストから得られます。 職場におけるマニュアルもそのひとつです。いろいろな講座を受けることによっても「知識」は 吸収できます。

また、人との情報交換や、あるいはネットで検索して、そこから取得できる情報も 「知識」と言えるでしょう。 知識をインプットして蓄えることは大切です。でも、それはデータベースにしか過ぎないのではないでしょうか。 「知識」をいくら豊富に持っていても、それだけで役に立つとは決していいきれず、大事なのはそれをいかに生かすかということです。


 「知識」を「知恵」に変えるには

それでは、「知識」を生かすにはどうすれば良いでしょうか。 「百聞は一見に如かず」と いう言葉があります。百回聞いてもそれは「知識」に過ぎません。一度でも自分の目で見て 体験することが大切だということではないでしょうか。知っていることと、実際に経験したこととでは 大きな違いがあります。

例えば、料理本をいくら眺めていても、実際に作ってみなければ料理の腕は上達しません。 最初は料理本のレシピを見ながら料理を作っていたとしても、試行錯誤をしながら工夫を加えているうちに 、自分なりのレシピを見つけることができるようになるかもしれません。

つまり、「知識」はあなたの経験を通して初めて「知恵」に変わり、自分の能力として身に 付けることができるのです。


「知恵」とは応用力、実践力である

実務経験により業務上必要な能力や技術を身に付けるトレーニング方法をOJT(On the Job Training)と言います。 多くの企業でOJTが導入されているのも、それが「知識」「知恵」に変えるためのひとつの 手段だからです。仕事の場面では、マニュアルどおりにいかないこともあるでしょう。

現場では 応用力や実践力が求められます。それらのスキルを高めるためには「知識」だけでなく「知恵」を 身に付けることが必要なのです。 「知恵」とは、経験を通し「知識」を応用して自分自身で考え、新たなアイデアや価値を付け加えて 実践に役立てる能力なのではないでしょうか。「知識」がデータベースだとすれば、 「知恵」はアプリケーションと言ってもいいかもしれません。 また、経験を重ねていくと、必要な「知識」をいつ、どこから、どのように収集すれば良いかもわかってきます。

情報化社会と言われて久しい現代、溢れる情報に溺れることなく、「知識」「知恵」に変えて生活や 仕事に生かしていきましょう。


知識と知恵の違い

知識とは(大辞林 第三版の解説) 知ること。認識・理解すること。また、ある事柄などについて、知っている内容。 知恵とは(デジタル大辞泉) 物事の道理を判断し処理していく心の働き。物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力。

このように知識と知恵は違います。 次は、知恵のつけ方についてです。


知恵は経験を通じて得られる

知識は物事を把握、認識、理解する考える力です。 社会人になっても本を読む人もいますが、多くの人は学生のときに教科書で 様々な知識をつけています。社会人になり仕事を通じて知識(考える力)を使い、 物事を分別、判断、処理しながら知恵をつけています。

知識と知恵はつけ方も違っていますが、知識を(考える力)使い、 経験により得られるものが知恵です。同じようなものに経験知や暗黙知があります。 学生と社会人の話でたとえましたが、私たちは子供の時から本を読み、 遊び、実践して経験しながら知恵をつけてきています。

このように子供の頃から知恵のつけ方を知っています。

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